ミュータンス菌の殺菌方法

ミュータンス菌の殺菌方法は加熱?どうやるの?

ミュータンス菌は、歯の表面に生息していて、口にした糖分を分解してから歯の表面に粘ついたバイオフィルムという膜を作ってその中で生きています。
これが歯垢で、ミュータンス菌は生まれた時から口の中にいるわけではありません。

 

身近な人の唾液で感染し、ピークは1歳から2歳半といわれいて3歳までだと一生感染しないと言われています。
最近は、子供を感染させないために一度噛んだモノを与えたり、口移しで食べさせることを禁止しています。

 

また、身近な人のミュータンス菌量が減ることで感染率も下がるので、治療や歯磨きなどのケアが大切です。
虫歯菌と呼ばれるミュータンス菌にも殺菌方法があり、加熱することで死滅します。

 

ミュータンス菌の殺菌温度

100度で死滅しますが、口の中にかけることは無理です。
子供の食事を熱してから殺菌して冷ましてしまうと、殺菌した意味もありません。

 

加熱以外の殺菌方法はどうやるのかと言うと、バイオフィルムに守られているのでうがいや飲み薬、塗り薬だと除菌出来ません。
最も有効な除去方法は、物理的にバイオフィルムを含んだ歯垢を無くせる歯磨きです。

 

フッ素入りの歯磨き剤を使えば、酸で溶けはじめた歯もある程度は修復出来ます。
加熱でも死滅しますが、実際に行うのは無理なため歯磨きで予防した方が確実です。

 

ミュータンス菌殺菌剤BILS M18とは?

虫歯の原因になるミュータンス菌は、人の口腔内に存在しますが、生まれたっての赤ちゃんには存在しません。
そのため、母親や父親の使ったスプーンや咀嚼した食べ物を通じて感染すると考えられています。

 

 

虫歯になりやすい子どもの場合、親の口腔内に生息しているミュータンス菌の数が多い傾向があると指摘されているので、これから赤ちゃんを持つ方は注意が必要です。

 

 

最近では、虫歯予防の殺菌剤としてBILS M18が注目されています。

 

 

BILS M18とは、虫歯のない子どもたちを研究する過程で発見された細菌で、粒子が極めて細かく、歯ブラシでは届かない隙間や奥歯、歯周ポケットにまで入り込み、歯垢を取り除いてくれます。

 

 

BILS M18を定期的に口腔内の補給した子どもとプラセボを補給した子どもの臨床試験では、60日目にミュータンス菌と歯垢が100倍もの差になって現れました。

 

 

つまり、BILS M18にはミュータンスを菌を殺菌する作用と歯垢を落とす作用が明らかになったのです。

 

 

歯をう触させ虫歯の原因となるミュータンス菌を殺菌するというBILS M18の発見により、虫歯のない世界が見えてきたのです。
このBILS M18は生きた細菌ですのでフッ素に弱い性質を持っています。
そのため、併用を避けることが大切です。

ミュータンス菌の殺菌はリステリンでもできる?

虫歯の原因となる菌のひとつがミュータンス菌です。
もともと人の口にいるものではなく、食器や感染者からの口移しで感染します。

 

 

虫歯予防のためには、このミュータンス菌の繁殖をいかに防ぐかが鍵となります。
ミュータンス菌を取り除くためには歯磨きが効果的ですが、他にも洗口剤を使って殺菌することも効果的です。

 

 

洗口剤といえば、テレビCMなどでもよく知られるリステリンがありますが、メーカーも公式サイトにてミュータンス菌を殺菌できるとはっきり書いています。
ただし、実際に効果がどれくらいあるのかというと、ミュータンス菌と、歯周病などの原因となる歯垢の蓄積予防に効果があることは確かですが、完全に除去する事は困難です。

 

 

リステリンだけで、虫歯予防をするのではなく、あくまでも十分に歯磨きをして汚れや歯垢を落とした上で、口を濯ぐのが最適です。
なお、効果を高めるためには、出来れば毎回の歯磨き後にリステリンのしておくことが理想です。

ミュータンス菌の殺菌剤3dsの流れと費用とは?

虫歯を予防するためには、その原因菌であるミュータンス菌をいかに除去できるのかが重要となります。
日々の歯磨きでも、ある程度の効果は出ますが、虫歯菌が集まってバイオフィルムという膜をつくってしまうと、もはや除去できなくなってしまいます。

 

3dsでのミュータンス菌殺菌の流れ

そこで現在注目されているのが、3dsと呼ばれる殺菌剤を使った予防法です。
3dsの流れは、最初に歯の唾液を採取して、口内の状況確認します。

 

そして治療をどうするのか決めてから、歯型をとって専用トレーと呼ばれるものをつくります。
専用トレーはマウスピースのようなもので、歯にはめることができるものです。

 

それから歯科衛生士が歯の清掃を行い、バイオフィルムを取り除いて歯を清潔な状態にします。
その後、専用トレーに殺菌剤を塗って、歯にはめておくことで、その成分を十分に歯の表面に浸透させるのです。

 

専用トレーをつけるのは5分程度ですが、ミュータンス菌を殺菌することができます。
殺菌が終わったら、今度はフッ素を専用トレーに入れて、歯を守るための膜を作ります。

 

除菌効果は、およそ3ヶ月から半年ほど持続します。

 

ずっと虫歯菌予防をしたいのであれば、定期的に3dsを行うべきです。

 

費用

さて、費用は

  • 最初の唾液検査は3000円から5000円
  • 歯科衛生士による歯の清掃はおよそ5000円から1万円
  • 専用トレーは上下でおよそ1万円
  • 使用する殺菌剤はおよそ2000円
  • 効果を確認するための唾液検査でまた3000円から5000円

というところになります。

 

その他のミュータンス菌殺菌効果

アルコール(エタノール)のミュータンス菌殺菌効果とは

むし歯とは、食べカスなどから歯の表面にプラークと呼ばれる細菌のかたまりが形成されることでおきます。
このプラークが酸を生成するため、エナメル質が溶けてしまうのです。
アルコールのミュータンス菌殺菌効果とは、アルコールで細菌を殺せばむし歯の進行を抑制することができるという考えです。
しかし現実にはプラークに作用させるためには長時間、かなり高濃度のアルコールを口に含んでいる必要があります。
口の中の常在菌を殺してしまうことにもつながり、副作用のほうが大きいので効果的とは言えません。

アスパルテームのミュータンス菌殺菌効果とは

むし歯の原因は、歯の表面に形成されたプラークと呼ばれる細菌のかたまりです。
食べカスなどから発生するプラークは酸を生成します。
この酸がエナメル質を溶かすので、歯に穴ができたり欠けたりすることにつながるのです。
アスパルテームのミュータンス菌殺菌効果とは、アスパルテームがプラークの餌にならない糖であることに由来します。
このような糖はガムなど含まれますが、アスパルテームを代用にして普通の糖の摂取を減らせば、プラークが減りむし歯が改善されるというものです。
直接的なミュータンス菌殺菌効果はありません。

イソジンのミュータンス菌殺菌効果とは

イソジンのミュータンス菌殺菌効果とはいったいどれくらいの時間で現れてくるのでしょうか?
イソジンの主成分であるポビドンヨードの殺菌作用は、ヨウ素の酸化作用によるため、使用後30〜60秒の経過で最も殺菌力が強くなります。ですから、イソジンでうがいをする際は、30秒〜60秒間行うのが良いということですね。これより短い時間だと、ミュータンス殺菌効果を最大限に得られないことになります。うがいを1分近く行うのは、少し疲れそうですが、風邪をひかないためにも頑張りましょうね。
しかしながらあくまでミュータンス殺菌効果を期待しての行動になるのでご注意を。

カテキンのミュータンス菌殺菌効果とは

むし歯とは、歯の表面に付着したプラークと呼ばれる菌の塊が原因で起こります。
このプラークは酸を生成するので、エナメル質を溶かし歯に穴をあけたりボロボロにしたりするというわけです。
カテキンのミュータンス菌殺菌効果とは、カテキンがこのプラークの形成を阻害することに由来します。
これは酸の生成を抑制するはたらきをカテキンが持つからです。
ですから、むし歯を患っている人は緑茶でうがいをしたりすることが効果的だと言われています。

納豆菌のミュータンス菌殺菌効果とは

納豆菌のミュータンス菌殺菌効果とは、以前から関係性が囁かれていました。しかし、実際は納豆菌がミュータンス菌に対して殺菌効果があるのではなく、骨に含まれるたんぱく質の働きを高めてくれるビタミンK2という栄養素が納豆には含まれており、ビタミンK2を納豆菌が多く生産する事により、ミュータンス菌で溶かすよりも、歯を生産する量が多くなった事から納豆にミュータンス菌殺菌効果があると言われるようになったのではないです。

フッ素のミュータンス菌殺菌効果とは

フッ素は、歯の傷などのもろい部分に働いて、エナメル質の結晶をもっと丈夫な結晶に変える作用や、歯の再石灰化促進作用によって、歯を丈夫にする物質です。そもそも虫歯は、丈夫でない歯に細菌がへばりついて酵素を出し、歯を酸化させることで起こりますが、フッ素にはもう一つ、口の中の細菌の活動や、細菌が作り出す酵素の動きを抑えるという働きがあります。フッ素のミュータンス菌殺菌効果とは、正確には菌そのものを殺すというよりも、活動を抑制することで、菌の増殖を抑えまた歯を酸化から守るということです。

重曹のミュータンス菌殺菌効果とは

ミュータンス菌殺菌効果は、最近になって徐々に知られるようになった重曹の効能です。
そもそもむし歯とは、口内に残留した細菌が食べカスから酸を生成することによって起こります。
この酸がエナメル質を溶かすので、歯が壊れたり穴があいたりしてしまうのです。
重曹はアルカリ性ですので、これでうがいをしたりすれば酸が中和されます。
さらに口内のpHが弱アルカリ性に変化するので、再石灰化が起こりエナメル質が修復されるという仕組みなのです。
小さいむし歯ならこれで治ったという報告もあります。

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